(3) 連動図表 制御駅の連動図表と仮想軌道回路(virtual TR)制御表を表3.5−1に示す。制御駅数は、2駅1中間とし、通過列車は考慮しない。 転てつ機は発条ポイントとする。運転上の指示は、運転台に設置される表示器に「出発許可」及び「力行不可」で表示する。 (4) 仮想軌道回路 仮想軌道回路の列車検知の考え方は、1車両の前部と後部にIDプレートを設け、このIDプレートに固有の車両識別番号を割当て、これを判別する事で当該列車の検知をする。 ア. 駅中間のvTRの場合 ・列車前部の車両識別番号fnの列車が、出発進路○○R(L)の進路反位により出発し、地上アンテナで車両識別番号fnが受信出来なくなった時、当該軌道回路に進入したことにし軌道継電器相当を落下させる。
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